ヤマダエレホン金属の製造品目は、創業以来、社寺仏閣の錺金物をはじめ美術工芸品、
インテリア小物まで多岐にわたりたずさわってまいりましたが、近年は建築金具をはじめ
工業品目へも着手しだしました。クライアントのニーズに合わせ、多品種少量生産、
one-of-a-kindへの対応も、創業以来積み上げてきた実績と信頼でお応えします。
古来より共通価値として見いだされた金、であると同時に装飾や調度品として人々を魅了してきた金。今、装飾めっきの美観だけでなく用途めっきとして更なるニーズとしても着目される表面処理の一種です。
金と並び銀の価値も非常に高く、古くは日本で精製される銀の純度は最高級品レベルであったとされ、多くの銀製品を世に生み出しました。現在、銀は装飾品のみならず他分野で必要とされる材質であり、表面処理としての銀めっきという工程にも着目されています。
原子番号29の元素である銅は、金、銀と並び古来より金属資源として馴染み深い金属で、様々な用途ならびに銅金属本来の性質に注目が集まっています。弊社では最終表面の銅めっきを始め、青化銅めっき、硫酸銅めっきなど素材に適した銅めっきを取り扱っております。
表面処理としてのめっきには、他にも多種のめっきがあり、身近なめっきではニッケルめっきやスズめっきをはじめ、各種複合めっきなどがあります。
電気鋳造の元型金型を始め、電鋳製造での樹脂流し込み用金型など、細部を復元出来る電気鋳造の能力を最大限に生かす金型製造が可能。形状により木製品からの金型製造も可能です。
樹脂型電鋳を製造するための樹脂材料を自社配合にて製造しています。環境問題を重視し抜き剤に仕様される鉛を使用しない事で、鉛フリーの耐酸性樹脂型製造に成功。鉛抜き剤を添加せず凹型の製造、細部複製出来る電鋳製造へつながります。
製造メインレーンに銅電気鋳造、その他に金電鋳などスポットで製造。電鋳製造の前工程も自社オリジナル配合通電被膜で日々技術改修。通電量や温度管理を24時間稼働で管理しています。
コストパフォーマンスに優れた、コーティングでめっき表面処理の仕上がりと美観に影響が出にくいのが特徴。浸漬型と噴射型いずれかの方法でコーティング。主に室内用。
屋外使用可能なコーティングの一種で、強制乾燥を行ってもユニ硬度がさほど高くなく、被膜は厚めではあるものの、他のコーティングに比べて衝撃に強く寒暖の差が激しい場所での表面破損が少ないコーティングです。
各仕様共に屋外用に長けたコーティングで、特にガラスコーティングはハイコストではあるものの強制乾燥を必要とせず(強制乾燥も可能)、対汚性能にも長けており熱にも強く再塗布も可能。用途にあったコーティングをプロデュースいたします。
伝統的なコーティングの一種。カリヤスの茎を炊いた液体に光明丹を適量入れ、溝に塗り込む事により柄などの強調が可能。伝統工芸の世界では、地域や対象物により現代の溶剤コーティングよりも好んで使用される事がある。
金具の一環管理によるクライアントへの信頼向上を目標に、表面処理前のデザイン提示と製造をしています。量産品からone-of-a-kindまで、クオリティー重視をお届けします。
金具製造の新調とは違い、破損した金具や欠損箇所を補填し、できうる限り元の金具を生かす加工を行います。金属種にもよりますが、再利用出来ないかなと断念される前に一度お問合せください。見慣れた物が蘇るかもしれません。