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How to make ロマン 第弐話

こんにちは!スタッフブログ担当のエレ田です。
前回、現在行われている金属加工の種類をご紹介しましたが、今回は金属加工の中でも古い歴史を持ち、特に美しさや芸術性が重視される日本刀の装飾についてお話ししていこうと思います。




写真は弊社工場一階に展示されている日本刀の鍔です。(ポップ付きでご紹介しておりますのでお立ち寄りの際は是非ご覧ください⭐️)
装飾品単体、鍔自体にも時代や流派によって種類があり、そのものが独立した美術品として高い価値があるのですが、数ある流派の中でも「太刀金具師鍔」「美濃鍔」の二種類は興味深い歴史を持っています。

「太刀金具師鍔」の太刀金具師とは、そもそも仏具などの金属彫刻を本業とした金物細工師のことで、鍔の製作は副業として行なっていたようです。
素材は主に銅や銅を主体とした合金が使用され、実践用ではなく儀礼用に装飾されたものを指します。
形は菱形、楕円形、木瓜形など少し変わっており、菊花、鳥など優美な柄が毛彫の他、透彫、象嵌で表され、さらにめっきを施して美しく仕上げられています。

その太刀金具師鍔から発達した流派のひとつ「美濃鍔」は、南北朝時代の戦禍に巻き込まれた太刀金具師たちが京都から避難した先の美濃国(現在の岐阜県南部)で生まれました。
素材は太刀金具師鍔と同様に主に銅で、秋草文様とそこに描き込まれた鈴虫、蝶、蜂や鹿、兎などを垂直に掘り下げ、さらに上質な金銀で厚く彩られるという豪華な仕上げを施されています。
地肌は必ず魚々子地(魚卵のように細かい粟粒を置いたように見せる手法。仏具にもよく見られる)とし、
江戸時代になると刀身だけでなく鍔にも銘が刻まれるほど人気を集めました。



第弐話、いかがでしたか?
日本における金属加工で「和」を体現するものということで日本刀の装飾をご紹介しましたが、まさかめっきや仏具も関係しているとは思いませんでした。
素材に関して細やかな装飾を施すとなると銅が扱いやすいのは、様々な素材が発見された今も昔も変わらないようです。
スタッフブログを始めてから、思わぬところで点と点が繋がることがありエレ田の知識欲は満たされっぱなしです!
さて、第壱話が現在、第弐話は過去とくれば最終話は流れ的には未来(?)の事についてのお話になります。




RPG作品でメジャーなオリハルコン、某機動戦士のガン◯リウム合金、1万2000枚の特殊装甲やアメコミ作品に登場するヴィブラニウム・・・・・・
「鋼より高い硬度」「破壊不可」と言われる架空の金属たち。
エレ田の心に  ” とある疑問 ”  が生まれる。
一体どういう加工してんねんと──────

次回、How to make ロマン  



この次も、サービスサービスぅ!