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さかな(Part1)

こんにちは!スタッフブログ担当のエレ田です。

夏といえば海・・・海といえば・・・魚ですよね〜〜〜〜。ね??
ということで、Next Eleta's Hintの通り、今回から2回に分けて魚をテーマにお話ししていこうと思います。

もちろん、エレ田は寿司ネタで言うとサーモンが好きです〜とか、
毎年海へ行っていたのにも関わらず人生で海水浴をしたことがなくて全身フル装備にモリ持って狩りへゴーしていました〜とかそういったことではなく、ちゃんと金属、そしてめっきに関係するお話しであります。


「金属」と「魚」は関係性がないように見えますが、魚介類中に含まれる金属は大きく分けて「微量金属」と「重金属」の2つあり、その魚の生態にも関係しています。
「微量金属」は日常的に摂取しており、そもそも人体に影響を及ぼす量ではありませんが、
「重金属」のひとつである水銀は、接種する人や量によっては私たちの体に悪影響を及ぼします。

女性、特に妊娠経験のある方は聞いたことや調べたことがあるかとは思いますが、メチル水銀は四大公害病である水俣病の原因として知られています。
前回にも少しお話しした通り、水銀は毒性を持っており、さらにメチル水銀は脂溶性のため生物濃縮性の高い毒物です。
脳には毒物を通過させないためのバリア機能が備わっているのですが、水銀はこのバリアをすり抜けてしまうので摂取量に気をつけること、妊婦の場合は胎児にも影響を及ぼすため、妊娠中の摂取を避けることが推奨されています。
前述した通り、生物濃縮性が高いので食物連鎖によって濃度が高くなっていき、小魚など他の魚を捕食する、より高位にあたる魚類【マグロ、カジキ、サメ類、鯨類、深海魚類】はメチル水銀を多く含むので摂りすぎには気をつけなければいけません。



次回は、水銀量ランキングTOP5と、めっきと水銀の関わりについてご紹介していこうとおもいます。

Part2につづく・・・