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良いもの悪いもの Part1

こんにちは!スタッフブログ担当のエレ田です。

昨今、金の値段が跳ね上がり、販売価格は5年前の同じ時期と比べてなんと2.5倍!
エレ田の記憶では、昔は街中のブランド買取店なんかもプラチナの方が高価買取!という感じだったのにな・・・

 しかしながら、金特有の柔らかく温かい輝きは、男女問わず、ファッションをはじめ、美観を重視する事には欠かせないものです。
この時代に、普段使いやファストファッションとして金を購入するのは苦しい・・・

そんなニーズを満たしてきたのが、はるか昔の先史時代から金の代用として使われている「真鍮」です。


 黄銅とも呼ばれる亜鉛と銅の合金で、中でも亜鉛の含有率が20%以上のものと定義されています(黄銅鉱とは別物)。
当時は主に祭祀用に使用され、現在は前述のアクセサリーの他、家具などのインテリア製品、模型、水まわりの配管器具、文房具、楽器、そして勿論仏具や神具など、様々な業界で様々に形を変え、活躍しています。最も身近なところで5円玉ですね。
吹奏楽はブラスバンド(こちらの語源はドイツ語:Blasmusik)とも言いますが、その中の金管楽器は真鍮で作られているため、転じてブラス(英語:brass)は金管楽器のことも指すようになったという説も・・・

 ただし、もちろんですが王水以外に影響を受けない金とは違い、真鍮は腐食もしますし、酸化もします。「代用」と聞くと劣っているような印象を受けてしまいますが、決してそういうわけではありません。

次回、真鍮をベタ褒めしていきたいと思います。
物作りが好きな方、ハンドメイド作品に興味がある方、自分で何か作ってみたい方・・・必見です!