こんにちは!スタッフブログ担当のエレ田です!
今日は加工部で常花が組み上げられていたので、ご紹介します。
こちらは「常花」といい、お寺のご本尊や家庭のお仏壇に左右対で飾られる造花です。
枯れない花・永遠に咲き続ける花を意味し、仏教において「最上の花」といわれる蓮の花を模しています。
お寺や仏教画、仏教の至る所で蓮の花を目にしますよね。
確かに、「蓮は泥より出て泥にまみれず」ということわざが表す通り、現世に生きる理想の姿とされる美しい花です。
写真の常花は弊社で金めっきされたものですが、宗派によって違いがあり、蓮の生花のように桃色や白の彩色が施されたものもあります。
みなさまもお寺へ参拝された際にはぜひ、常花のような繊細で華麗な装飾にも注目してみてくださいね。